ハカランダ

こちらはチャキのフラットトップ。
おそらく70年代のW-75辺りでは。

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サイド&バック。そして指板には
見事な杢目のハカランダ材が使われています。

「ハカランダ」ってよく耳にするけど、何だ?
っていう方もおられるでしょう。

「ハカランダ」 は ブラジリアン・ローズウッドとかジャカランダとか
呼ばれている木材のひとつで、今では絶滅危惧種に指定され、
ワシントン条約によって輸出入が制限されています。

ハカランダはとても堅い木で、乾燥しにくいが、
ちゃんと乾燥すると変化しにくいことから
高級家具やギターでも高級なものに昔から使われています。

バラの花のような香りがするので 「ローズウッド」 と呼ばれていますが、
本当はマメ科の木で薔薇とは何の関係もありません。

 通称ハカランダ。 本名はブラジリアン・ローズウッド。

と思われがちなのですが、

「ブラジリアン・ローズウッド」 はあだ名みたいなもので、
「ハカランダ」 が本名なのです。

まあ、ブラジルが原産の木ですから

 「ブラジルの薔薇」

という粋なあだ名で呼ばれているのですね。

そう聞くと何かキザなナルシストを想像して
あまりお友達になれそうにないような気がしますが、

親しみをこめて
イノダ・コーヒの美味しいコーヒー 「アラビアの真珠」 とか、
スケバン刑事の 「ビー玉のお京」 とかの仲間にしておきましょう。


今回のチャキはハカランダ材をたっぷり使ったギブソン・モデルです。
よく分かりませんが、おそらく W-75 とかその辺りだと思います。
当時のチャキのラインナップでもまあまあの上級機種です。

このチャキはペグの穴に沿って見事に割れてしまっていました。
この状態で永い間眠ってしまっていたようです。

ヘッドが3つに分かれてしまっていますので、クランプで固定して接着。

しっかりひっつけてフレット周りやナット、サドルを整えて
ばっちりセットアップすれば素晴らしいギターに甦ってくれることでしょう。

よし、なかなか良い仕上がりだ!


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