カール・ヘフナー & スパイダース

こちらはグレコのバイオリンベース VB500。
スーパーリアル期の1980年製。

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バイオリン・ベースで思い出されるのは
ほぼ100%ビートルズのポール・マッカトニーですね。

バイオリン・ベースの元祖はドイツの楽器メーカー
「Karl Hofner (カール・ヘフナー)社」 です。

カール・ヘフナー社は1887年創業の超老舗メーカーで、
元々、バイオリンやチェロ、コントラバスを製作していました。

ポール・マッカートニーが愛用したのは左利き用の 「500/1」 というモデルで
後のヘフナーの代表モデルになりましたが、
500/1が誕生したのは1956年でかなり後のようですね。

元々は安いモデルで、それもポールが入手した理由のひとつだったとか。

ポール・マッカートニーが何気なく使いだしたことから
世界のバイオリンベース。世界のヘフナーに急成長した訳ですね。

当時のヘフナーの社員も

 いやいや、ホンマ。あれはラッキーでしたわ。
 何が売れるようになるか分かりまへんで!ショーミの話。


と言っていたとか。(?)

今やヘフナーと言えばバイオリン・ベースの 500/1 しか無いような勢いですが、
他にも異なる仕様のモデルもたくさんありましたし、ギターだってたくさんありました。

アメリカではなく、ヨーロッパ特有のモダンなデザインはとてもユニークで魅力的です。
かなりビザール的ですね・・・。

日本のスパイダースなどGS全盛期にもやはりバイオリンベースは活躍したようです。

そう言えば、数年前にヘフナーのフルアコを修理でお預かりしたことがありましたが、
ボディの中から超ド級のビッグ・スパイダーの死骸が出て来て
ショックでチビりそうになったことがあります。

あれほどモチベーション・メーターの針が一気に 「0」 になることはそうありません。
「0」 どころか私の脳のブレーカーが落ちてヒューズが飛びそうになりました。
もしそれが生きて出て来ていたら今の私は無いでしょう・・・。

私はクモとキューリだけは苦手なのです・・・。


ともあれ、ポールのおかげで 500/1 がとても有名になって、
それでいわゆる国産のコピー・モデルもみんなこの顔をしています。

グレコもかなり早い時期(マツモク期)から製作していたようですし、
やはり売れ筋でずっと製作し続けていたのではないでしょうか。
各年のカタログにはずっと掲載されています。



楽器というものは寂しがり屋さんが多いです。
ですので、みなさんも家にある楽器が寂しがらないように
ちゃんと可愛がってあげてあげてください。

相手せずに放っておくとヘソを曲げて調子が悪くなったりしますよ。

それが証拠に仲間を呼ぶのか。

3本つるんで楽しそうですね・・・!

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7/22 Greco VB500 1980年 デビューしました!



 7/16(土)19:00~ ¥2,500 京都嵐山 音や 

 暑中見舞いブルース祭

  Hal's Blues Band with / マサ(Vo.)団篤史(G)

  雅蕉ふぉーりーバンド  他  


  私もふぉーりーバンドで頑張ります!

  応援に来てください~!


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