フレットレス

こちらは Ibanez MC-940 1985年です。
なかなか珍しいフレットレス仕様です。

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「Ibanez」 と言えば80年代に一世を風靡した
ハードロック・ブームを最も支えたブランドかもしれません。

ヘッドの先が尖がっていて
トレモロをガンガン使っても大丈夫なフロイト・ローズにロック・ナット。

スティーブ・ルカサーとか・・・。

こういうイメージがどうしても先行しがちですが、
富士弦楽器が世界へ向けて製作していた Ibanez はそれだけではありません。

イメージにはあまりありませんが、
70年代まではコピーものもたくさん製作していました。

でもグレコなら70年代のコピーものはよく目にするのに
イバニーズはほとんど見かけることはできないですね。
ほとんどが輸出されて海外に行っていたのでしょう。

イバニーズのラインナップは78年頃から独自デザインに切り替わりましたが、
それはちょうど 「グレコ」 でも GO とか ミラージュ などが登場した時期ですから
富士弦楽器の技術者たちは連日連夜 新しいモデルの開発に頭を悩ませ
夢をふくらますために多くの時間を費やされたと思います。

それは大変だったと思いますが、
かなりワクワクのエキサイティングな時間だったのではないでしょうか。
当時のカタログを眺めていても何だかそのワクワク感が伝わってくる気がします。

今回の MC-940 はイバニーズがオリジナル・モデルとして初めてシリーズ化した
ミュージシャン・ベース・シリーズのモデルです。

さすがに素晴らしいの一言です。
もし今このレベルの製品が発売されるならかなりの高額でもおかしくありません。

このモデルはフレットレスですが、フレット付きの MC-924 は24フレットと
2オクターブもの音域をカバーします。
それも今では珍しくないかもしれませんが、当時、ベースに24フレットもあるなんて

 そんなようけ(たくさん)あって 一体、何をするねん!

多くの方はそう思っていたのではないでしょうか。

それだけ音楽が発展してベースも前にガンガン出る時代になったことを
象徴しているように思います。

しかしながらフレットレスは普通のベースには絶対出せない音が魅力で
ディレイをちょっとかけてハイ・ポジションの方で す~ っとスライドするだけで
めちゃくちゃいい感じがします。

指先をできるだけ尖らすようなイメージで弦を押さえますが、
微妙にトーンがずれているような感じがするところが
ボトルネック奏法なんかにも通じるところがあってまたいい感じです。

毎日フレットを削ったり磨いたりの作業を繰り返している中で
フレットが無いなんてえらい楽な楽器じゃないか。
と思いきや、指板に直接弦を当てて弾く楽器だけに
よく見ると指板に弦のザラザラした模様みたいな小キズなどもたくさんあって
それをきれいに仕上げるのにけっこう大変でした。

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このエボニー材の黒光りした艶々感。
たまりません・・・!

8/2 Ibanez MC-940DS Fletless 1985年 デビューしました!




子どもたちも夏休みに入って
毎朝7時に公園へラジオ体操をしに行っています。

セミがミンミン大合唱している中で黙々と体操するのも
何だか爽やかな気分でいいものです。

小学生だった頃にカードにハンコを押してもらうのが楽しみで
ラジオ体操に行っていたことを思い出します。

ハンコ待ちの小学生がわれ先にと列を作るこの光景は
30年経った今も変わりません。

変わったのは私がハンコを押す側の町内のおっちゃんになったこと。



ラジオ体操が終わって家に戻ると
子どもたちは朝ごはんのパンを食べながら

 キテレツ大百科の再放送

を観ています。

 はじめて~の~ チュウ~♪

・・・ん?
これ、ええ感じのフレットレス・ベースの音やがな・・・!








 8/6(土) 7(日) 西院ミュージック・フェスティバル 開催!


 私は 7(日)18:30~ 梅屋夏祭り で娘と一緒に頑張ります!


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