ダブル・ネック

こちらは 1995年製、Orville の SGD-160。
6弦と12弦のダブル・ネック仕様。

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この SG をダブル・ネックにしたスタイルを見て誰もが思い出すのが、

 天国への階段 の ジミー・ペイジ。

 ホテル・カリフォルニア の ドン・フェルダー。

ですよね。

他にもザ・フーのピート・タウンゼントや、ザック・ワイルドなんかも
使っておられたそうです。

やっぱり見た目のインパクトが凄いですし、
2種類のギターがいつでもスタンバイされている訳ですから
楽器として機能的でもあります。

ホテル・カリフォルニアのイントロの12弦サウンドはもちろん有名ですが、
最後の方の泣きのソロはファンじゃなくても鳥肌ものですよね。
この両方をドン・フェルダーは1つのギターでやっていたということです。


このダブル・ネック・ギター、
ギブソンでは 「EDS-1275」 というモデルだったのですが、
手元の資料を見ますと、出荷された記録は1962年~。

レス・ポールがSGにマイナーチェンジしたのが61年ですから
SGのスタイルになってすぐにダブル・ネックの製作もしたとは
当時のギブソンもなかなか冒険していたようですね。

他にも兄弟モデルがいて、
6弦ギター&4弦ベースの 「EBS-1250」 というモデルや、
8弦マンドリン&6弦ギターの 「EMS-1235」 というモデルもありました。

しかしながら出荷数はいずれも極端に少なくて、
6弦ギター&12弦ギターの EDS ですら、
62年に6本。63年も6本。64年に10本。65年に5本。
・・・たったこれだけです。

ジミー・ペイジのも、ドン・フェルダーのも、この中の1本だった訳ですね。

片方がベースの EBS では
62年に1本だけ。63年に3本。64年、65年に各6本ずつ。

エフェクターのファズ・トーンを内臓した 「EBSF-1250」 という
超レア・モデルもあったようです。

いずれもカスタム・オーダーのみの受注生産で、
レギュラー・モデルではありませんでした。
記録には残ってないようですが、70年まではカタログにも掲載されたそうです。

他にもリッケンバッカーやグレッチでも製作されていたようですね。


しかし2本ネックがあるのに、1本と数えるのも変な感じですね・・・。
足に履くクツが1足という単位であるならば、これは 「1手」 と言うべきか。


Orville SGD-160 近日デビューします!

8/19 Orville SGD-160 1995年 デビューしました!



昔、Char 氏 のピンク・クラウドというバンドで、
Char 氏がルイス加部さんと共にギター&ベースのダブル・ネックで曲中で
ギターとベースを交代しながら凄まじい勢いで弾いておられた映像を観ました。

これを観た時はまだ私は大学生だったと思いますが、
ギター&ベース歴もそこそこの若ぞうには
それはもう、びっくりし過ぎて口が閉まらなくなりましたよ。

ピンク・クラウドは好きで
当時 Drive Me Nuts なんかよく聴いてコピーしたものです。
同じように影響を受けた方も多いのではないでしょうか。

改めて観ると Char さんのはベースが上で、
加部さんのはベースが下だったのですね・・・。

いやぁ、今観ても素晴らしいです!





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