'62 フレットレス

こちらはフェンダー・ジャパンの62年ジャズ・ベース JB62-58。
フレットレス加工がしてあります。

画像















サンバーストのジャズ・ベースでフレットレスと言えば、
言わずと知れた

 ジャコ・パストリアス。

ウェザー・リポートでも大活躍したジャコ・パスは
まさに天才ベーシストでした。

天才だけあってかなり変わった方だったようで、
変テコな伝説もたくさん聞く方ですが、

それも天才だから許されたのか・・・。
許されなかったのか・・・。

まあ、どっちにしても今は空のお星さまになった方ですから、
ナムアミダブツ・・・。


しかしながら栄光と伝説は紙一重ですね。

マイケル・ジャクソンだってそうですが、
栄光の真っ只中におられる方がお星さまになったら
その人は「伝説」となるのではないでしょうか。

 ザ・レジェンド

そう言えば永いこと名前聞かないな・・・。
かつては栄光に光輝いていたが・・・。
みたいな方が亡くなったと聞いても伝説どころか、

 へぇ・・・。まだ生きとったんかいな・・・。

みたいな扱いをされることだってありますよね。
何と哀しい・・・。


私も学生だった頃に一生懸命ベースを弾いていましたが、
大阪の某楽器店に立ち寄った時に、
このジャズ・ベースのようにフレットレス加工されたものを見つけました。

ヘッド・ロゴは無く、塗装はハゲハゲのボロボロ。
ピックガードは無くて、
コントロール・ノブがテレキャスター・ノブでしたので、
まさしくジャコ・パス風味でした。

まだ楽器について右も左も分からなかった20歳ぐらいの私は
それを見て一目惚れしてしまいました。

たしか値段は¥99,000ぐらいでした。

苦学生にはとんでもない高い値段です。

貧乏下宿で眠れないほど悩みに悩んだ私は
やっぱりガマンができなくなって、翌日に再びその店まで行きました。

京都から大阪まで。
オンボロ・スクーターに乗って。


私: コレどうしても欲しいです。

店員:これはスゴいで!ジャコ・パスやがな。

私: ヘッドのロゴが消してありますけど、本物のフェンダーなんですか?

店員:当たり前やがな。ジャコ・パスも消しとったんや。

私: へぇ~!本当にビンテージものみたいですね!

店員:そらホンモノのアメリカのベースやからな。
    普通、こんな値段であるかいな。
    多分、明日にはもう無いやろな・・・。

私: じゃ、じゃあ、ボク買います!

店員:ハイハイ、ありがとございま~す!


それから数年後・・・。ある人が、

「栗田くんのフレットレスのベース、ボロボロやけどジャパンやから
 ここまで触っても抵抗無いんやろなぁ・・・。」

「何をおっしゃる。本物のアメリカのフェンダーですがな!」

「違うで。シリアル見てみぃな。これジャパンやがな。」

「・・・・・・!」


 だまされたぁ~!


買ったときはあまりに嬉しくて大興奮して帰った記憶がありますが、
その時に抱いていたソフトケースが当時国産に付いていた

 あずき色のケース

だったのでした・・・。

貧乏学生をだましやがって!
大人って何て汚いんだぁ~!



40歳を超えた今でも
フレットレス・ベースを見るたびに思い出すトラウマです・・・。




 ライブ情報

 11/20(日) 「Woman's BLUES LIVE」
 京都 嵐山 音や  Start 13:00 ¥1,000

 堀田ユキ (Vo.P)
 栗田寛人 (G)



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